研究内容 - 昆虫遺伝研究室 - 東京大学 - 公式ウェブサイト

HOME > ja > 研究内容

主要な研究テーマ

1, 昆虫の発生・性決定・変態・休眠・生殖・行動を支配する遺伝子ネットワークの解明
2, トランスポゾンを用いたカイコの無作為突然変異の作出
3, 昆虫種間のゲノム比較による進化機構の解明
4, 植食性昆虫における寄主決定の分子機構
5, カイコ完全長cDNAデータベースの構築
6, 昆虫のnon-coding RNAの機能解析
7, 昆虫ウイルスの宿主制御機構の解明
8, 昆虫ウイルス遺伝子の機能解析

研究内容

 昆虫には変態や休眠など特異な生物現象が観察され、昆虫の形態や生態は非常に変化に富んでいる。それらは、長い時間をかけた遺伝子の進化の結果である。私たちの研究目標は、昆虫の特異な機能を支配する遺伝子を活用・制御し、有用物質の生産や害虫防除などに応用することである。しかし、昆虫のゲノムDNAは2万個以上の遺伝子を含んでおり、その多くは構造・機能とも未知である。まず、これら遺伝子が昆虫の形態・生理・行動などを支配する機構を解析し、同時に遺伝子の改変・導入技術の開発を行っている。当研究室の主な材料はカイコであるが、他の昆虫および無脊椎動物、さらには昆虫病原性のウイルス・微生物についても、それらの機能利用と防除を目指し、種々の研究を行っている。

research1.jpg

research2.jpg

virus1.png
バキュロウイルスは宿主遺伝子を獲得後、それを改変利用することで宿主の行動を操作する。